こんにちは二代目です。本日のお餅の注文は、上棟式用ですが、お餅は投げません。近所の方と大工さんに配ります。
上棟式は、お餅を投げる事ではなく、完成するまでの間、災いのないように、そして工事関係者の方々に気持ちよく仕事を進めてもらうための行事です。
工事期間は数ヶ月にも及びます。上棟式はお施主さんにとっても、職人さんにとっても信頼関係を築くいいチャンスです。そしてお餅投げも、ご近所さんとの信頼関係を築くいいチャンスでもあります。お互いの顔が見えてくると、より一層家づくりに対する思い入れが強くなりますよ。
餅投げはしなくても近所の方にお餅、赤飯などを持ってあいさつに行くだけでも十分いいと思います。どんな方が引っ越して来るか、近所の方達も、結構気になるところですから。
最近では上棟式を行わない人もいます。中にはハウスメーカーさんのほうから上棟式はしなくていいといってくる所もあります。確かにお金がかかることは事実です。でもこれから自分達が、もしかしたら一生暮らしていくかもしれない家です。その家には沢山の人の手が掛けられていて、完成を心待ちにしているのは自分達だけではないのです。
家づくりを通して人と人とのつながり、心の豊かさを育んでいけたら・・・。
そんな視点から「上棟式」を考えてみてはいかがでしょうか。