5月5日は端午の節句です。
当店でも4月に入り、本格的に柏餅の製造が始まりました。
通常柏餅は、上新粉を練って蒸し、団子にして餡を入れ二つ折りに包んでもう一度蒸し、柏葉で包み仕上げます。
当店では上新粉は使わずに、厳選したうるち米を炊き上げ、ごはんをお餅のように杵と臼で餅状にして作ります。なので炊きたてごはんで作る柏餅です。
古代、柏の葉は、神様へのお供え物を盛る器として使われました。
柏は神聖な木と考えられたのです。
また、柏の木は厳しい冬を乗り越えて、次の新芽が出るまで葉が落ちないという特性があります。
なので、跡継ぎが途絶えないと考えられるようになり、「子孫繁栄」の意味が込められるようになります。
柏は、大変縁起のいいものだったのです。
宮中行事としても、端午の節句には柏餅を食べられます。
端午の節句で、五月人形、鯉のぼりでお祝いを頂いた内祝いのお返しとして、大きな柏餅でお返しする風習があります。
当店でも、大柏餅の注文を承っております。
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